トメは公立病院の薬剤師で、亡きウトは役所からその病院への出向事務員で職場結婚後、
夫が幼児の時に病タヒ。
私の実家の田舎では病院の薬剤師は高給取りのひとり。
マンションのローンだってローン付帯の保険で完済したらしいし。
でもトメにとっては、同じ病院医師や周りの公務員（夫婦とも公務員の二馬力多し）や
義実家親戚も高収入家庭ばかりで、その人らが比較対象なので義実家は貧しい家庭と思ってる。
トメが女手一人で苦労して育てたのはわかるし、夫の留学を経済的に無理と断念させたのを
「留めずに行かせたらよかった」と後悔しているのは知っているけど披露宴終盤のトメの挨拶で
「夫が亡くなり収入は半減し・・・」と貧乏家庭をアピールした。
中盤の私と夫の各々の成長過程の写真＆ビデオでは、親子で海外に行ってるのやトメの車で
ドライブに行ってるのとかが流れて貧しそうには見えなかったけど、トメにとってはヨーロッパに
行きたいけどアジア、ハワイに行きたいがグアム、ＢＭＷ（ウトが亡くなった頃に乗っていたらしい）
に買い換えを諦めワーゲンゴルフと我慢の連続だったそうで。
叔父によると帰りのバスの車中で「あれで貧乏なら俺らは乞食か・・」なんて酔った勢いで
クダを巻かれて大変だったそうです。