723: 名無しの心子知らず 2011/03/03 22:30:30 ID:s+wrkfFl
取引先の社長さんが当時一番ホットだったであろう国の方へ行っていた時の話
とても怖い人なのだが同時にとても良い人で、巻き込まれなければ良いねと部署一同心配していた
しかし、Aだけは違ったらしく、シャッチョさんが生きて帰って来ない前提で話をしていた
「シャッチョさんっていつも良い物持ってるよね、あれ形見分けに貰うんだ」
「早めに行って貰って来ようかな」
「車も良いやつ乗ってるよね、運転手含めて貰うんだ」
等々…
部長も課長も呆れつつもがっつり怒ったんだけど、
「あんなところに行くんだから死ぬに決まってる!本人だって納得してるはず!
遺品を貰ってあげるのが供養になるんです!」
と不謹慎極まり無い発言をしまくってた、部署の空気はもう最悪
シャッチョさんって物凄い武闘派で殺しても死ななさそうなんだけど、それでも心配なものは心配だったし

で、そんな事が有ってしばらくして、シャッチョさんの会社兼自宅にAが泥に入った
しかしシャッチョさんのお宅は鉄壁のセキュリティにまもられており、壁は何とか越えたものの警備会社に連絡が行きすぐに御用
聞いた話だと、窓ガラスを大きな石で一心不乱にガンガン殴っていて警備会社には気付かなかったらしい
それでそのまま警察を呼ばれてタイーホされたとか
真っ青になったのは上司sで、取引を打ち切られたらどうしようと上へ下への大騒ぎになった
それでもシャッチョさんの性格上謝罪は光よりも速い方が良いと意見の一致を見て、警察よりも早く連絡を付ける事に成功
電話だかビデオチャットだかは分からないけど、土下座して状況説明と謝罪をしたら、逆に労わられたそうだ
Aは即日懲戒解雇され、それを知ったA旦那が怒鳴り込んで来て警察に連れて行かれた

最近リビアがホットなので、思い出したのでフェイク入れつつ書いてみた
シャッチョさんは元気に帰国し、今も取引してくれています

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