301: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2010/07/27(火) 17:53:53 ID:JMgT3mms
戦中派の武勇伝もう一つ投下
既に故人だが、友人の爺さんの話。
ニューギニアだかどこか南の方に出征していたそうなんだが、小さな部隊で
通信兵やっていて、幸か不幸か終戦まで米兵と鉢合わせしたことはなかった
そうな。だけど毎日定期便で米軍の偵察機がやってくるんで、その度に隠れて
やり過ごしていたものの、まだ食料も尽きず、血気盛んな頃だったので、
だんだん腹が立ってきたんだそうだ。
それである日爺さんの戦友が毎日定時にやってくる敵機に三八で一発撃った
そうだけど、まるで当たらず、敵機も気づかず。
それを見た爺さんが「だらしない、空飛んでる奴の狙い方を教えてやる!」
と翌日、今度は爺さんが三八で一発。どうやら見事に当たったらしく、
エンジンから細い煙が出たまま飛び去って行ったそうだ。
そして翌日もそのまた翌日も、米軍の偵察機は現れなかったとか。
報復が怖くなった小隊長の指示で、すぐに陣地を移動したそうだが、
結局終戦まで敵機を見ることもなくなったとか。
既に故人だが、友人の爺さんの話。
ニューギニアだかどこか南の方に出征していたそうなんだが、小さな部隊で
通信兵やっていて、幸か不幸か終戦まで米兵と鉢合わせしたことはなかった
そうな。だけど毎日定期便で米軍の偵察機がやってくるんで、その度に隠れて
やり過ごしていたものの、まだ食料も尽きず、血気盛んな頃だったので、
だんだん腹が立ってきたんだそうだ。
それである日爺さんの戦友が毎日定時にやってくる敵機に三八で一発撃った
そうだけど、まるで当たらず、敵機も気づかず。
それを見た爺さんが「だらしない、空飛んでる奴の狙い方を教えてやる!」
と翌日、今度は爺さんが三八で一発。どうやら見事に当たったらしく、
エンジンから細い煙が出たまま飛び去って行ったそうだ。
そして翌日もそのまた翌日も、米軍の偵察機は現れなかったとか。
報復が怖くなった小隊長の指示で、すぐに陣地を移動したそうだが、
結局終戦まで敵機を見ることもなくなったとか。
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