497 :キチママ警報 -キチママ・生活系まとめ- 2016/12/31(土) 16:13:15 ID:LRc
学生時代の思い出
当時俺周りの友人が所謂オヤジ狩りを度々行っていた
俺自身は直接関わった事は無いがよく飲みの席で「成果」を自慢されたり
狩られる対象のオヤジ共の情けない有様の話なんかを酒の席のネタ話にしていた
友人らもガタイの良いオヤジは狙わずダサくしょぼいオッサンをターゲットにしていたらしい

そんな折、あるオヤジを襲った際に友人らがやり過ぎてしまった
詳細は多少ぼかすが被害者のオヤジは後遺症が残る重症となり
通報もあって友人達も警察沙汰となって大変な思いをする羽目になった

その後俺は医学部を無事卒業し医者になり、友人達も多少回り道をした奴もいたが
30も過ぎる頃には皆それなりの立場に落ち着きそれぞれの家庭を築いていった
彼らとは今でもたまに会ってはお互いの近況を語り合っている

更に時は過ぎ、狩られていたオヤジ達と同年代になった頃
俺が勤めている病院に手足の不自由な患者が通院する様になった
何度か診療して話を聞く内、その患者がオヤジ狩りの被害で今でも身体が不自由な事や
怪我が原因で仕事もクビになり妻子とも離婚し現在は障碍年金と親の遺産を細々と切り崩しながら生活をしているらしい
患者の年齢や障碍を負った時期や原因などから察するに、患者が友人達がやらかしてしまった元オヤジの可能忄生は高いだろう
(オヤジと言っても当時30代だったらしいが)

今の姿は悲惨の一言だが襲われた当時もそこらにいる「ダサいオヤジ」だったという患者
ただダサく弱そうだというだけで人生を狂わされた元オヤジには同情するが
俺も友人達も今では元オヤジの年齢すらも通り越し、とっくの昔に狩られるかもしれない立場になってしまった
暗い夜道を帰る際などは一応気をつけてはいるが、ヤンチャ連中のターゲットにならぬ様に
せめて身なりぐらいはきちんとしてないといけないと改めて思い、年甲斐も無くスポーツジムにも通い始めた

家族や周囲の人には「最近腹回りが気になって~」とは言っているが、実際の理由は話せず内心が修羅場だ
続きを読む