478: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 19:36:39.38 ID:uqYSdn2z
うちの爺さんの修羅場。
うちの爺さんは地方の出身で、
地方の商科大学に行きたかったらしい。
しかし出願の手違いで受験できず、生活のために軍隊に入ったらしい。
ところがノモンハン事件が勃発して、
陸軍の戦闘機乗りになってた爺さんはノモンハン事件に駆り出されてしまった。
その後爺さんが所属した飛行隊は、マレー作戦やらバレンパン攻略戦やら、
激戦地ばっかりに投入されたらしい。
インドネシアに駐屯したあと、
挙句に危険な特攻隊の護衛任務をやっていてようやく終戦。
婆さんとはその護衛任務をやっていた基地で出会って結婚。
いよいよ戦闘機隊もベテランも特攻か……というときにようやく終戦。
受験の手続きのせいで歴史上の激戦ばっかりに遭遇してしまったという修羅場。
爺さん本人の名前は戦記とかにもでてこないのだが、
一か所だけ、某参謀の書いた本に出てくる「機体変更のため2機ほど内地に返した」
というところに赤線が引いてあって、どうやらそのうちの1機が爺さんらしい。
戦後はGHQの追求をおそれて写真を焼いてしまったそうで、
今ではちょっともったいないなと思っている。
うちの爺さんは地方の出身で、
地方の商科大学に行きたかったらしい。
しかし出願の手違いで受験できず、生活のために軍隊に入ったらしい。
ところがノモンハン事件が勃発して、
陸軍の戦闘機乗りになってた爺さんはノモンハン事件に駆り出されてしまった。
その後爺さんが所属した飛行隊は、マレー作戦やらバレンパン攻略戦やら、
激戦地ばっかりに投入されたらしい。
インドネシアに駐屯したあと、
挙句に危険な特攻隊の護衛任務をやっていてようやく終戦。
婆さんとはその護衛任務をやっていた基地で出会って結婚。
いよいよ戦闘機隊もベテランも特攻か……というときにようやく終戦。
受験の手続きのせいで歴史上の激戦ばっかりに遭遇してしまったという修羅場。
爺さん本人の名前は戦記とかにもでてこないのだが、
一か所だけ、某参謀の書いた本に出てくる「機体変更のため2機ほど内地に返した」
というところに赤線が引いてあって、どうやらそのうちの1機が爺さんらしい。
戦後はGHQの追求をおそれて写真を焼いてしまったそうで、
今ではちょっともったいないなと思っている。
479: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 19:55:28.33 ID:LQvZcvL1
本人は決して望んでいないのに
歴戦の勇士な>>478の御祖父さん。
いまを穏やかにお暮らしになっている風でよかった。
歴戦の勇士な>>478の御祖父さん。
いまを穏やかにお暮らしになっている風でよかった。
480: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 20:39:35.99 ID:86+7jk5/
>>479
ってかこれ、本人じゃね?
爺さんの言葉を地名とかここまで正確に覚えてるもんか?
ってかこれ、本人じゃね?
爺さんの言葉を地名とかここまで正確に覚えてるもんか?
481: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 20:45:46.56 ID:LQvZcvL1
>>480そうだとしたら
受験年齢18+飛行訓練+(2013-1939)=82+αな御老人が
PC操るのも凄い
受験年齢18+飛行訓練+(2013-1939)=82+αな御老人が
PC操るのも凄い
482: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 20:49:20.52 ID:zkA6V47J
>>480
子供の頃から繰り返し聞かされたり憧れたりしたら
一言一句覚えててもおかしくないと思うけど。
子供の頃から繰り返し聞かされたり憧れたりしたら
一言一句覚えててもおかしくないと思うけど。
483: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 20:49:36.73 ID:LQvZcvL1
間違えた92+αだった!
488: 478 投稿日:2013/02/25(月) 23:14:27.53 ID:uqYSdn2z
>>480
あーごめんごめん、補足しておくと、
爺さんから繰り返し教えてもらったのは、
飛行戦隊にいたことや、戦闘機の操縦の仕方、
ノモンハンやインドネシアでの作戦に参加したこと、というのは教えてもらった。
爺さんはもう亡くなったんだけど、
婆さんも爺さんの若いころの話はよく覚えていたので、地名とかはよく聞いていたよ。
あとは所属飛行隊が分かってるので、
その戦歴と爺さん婆さんの話を突き合わせていちいち調べたので、
ある程度正確に地名を言えた。
ちなみに最終階級は中尉だったそうだ。
悲しいのは、婆さんは芦屋の出身で、結婚後、爺さんと一緒に知覧に移動したらしい。
特攻機がさ。飛んでいくときにさようならって翼を振っていくんだと。
爺さんはその護衛だから必ずタヒぬわけじゃないけど、
待ち構える米軍機の中に飛び込んでいって特攻機を守るわけだから、
いつタヒんでもおかしくない。
婆さん的な修羅場だっただろう。
あーごめんごめん、補足しておくと、
爺さんから繰り返し教えてもらったのは、
飛行戦隊にいたことや、戦闘機の操縦の仕方、
ノモンハンやインドネシアでの作戦に参加したこと、というのは教えてもらった。
爺さんはもう亡くなったんだけど、
婆さんも爺さんの若いころの話はよく覚えていたので、地名とかはよく聞いていたよ。
あとは所属飛行隊が分かってるので、
その戦歴と爺さん婆さんの話を突き合わせていちいち調べたので、
ある程度正確に地名を言えた。
ちなみに最終階級は中尉だったそうだ。
悲しいのは、婆さんは芦屋の出身で、結婚後、爺さんと一緒に知覧に移動したらしい。
特攻機がさ。飛んでいくときにさようならって翼を振っていくんだと。
爺さんはその護衛だから必ずタヒぬわけじゃないけど、
待ち構える米軍機の中に飛び込んでいって特攻機を守るわけだから、
いつタヒんでもおかしくない。
婆さん的な修羅場だっただろう。
489: おさかなくわえた名無しさん 投稿日:2013/02/25(月) 23:36:27.83 ID:uoRZhI/A
>特攻機がさ。飛んでいくときにさようならって翼を振っていくんだと。
悲しいなぁ…
悲しいなぁ…
引用元: http://www.logsoku.com/r/2ch.net/kankon/1358095082/
1000: 名無しの心子知らず
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